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MRI検査

MRIとは

強力な磁石と電波を利用し、画像を撮影して体の内部の状態を検査する方法です。撮影方法により色々な画像が得られます。
令和5年8月に3TMRIのバージョンアップを実施し、令和6年3月に1.5TMRIの更新を行い、より精細な画像が得られます。

MRI装置

和歌山ろうさい病院 + SmartSpeed

高画質化による読影のストレス軽減と業務のモチベーションアップ

診療科の期待に応えるためにも、画像診断の質の向上にはSmartSpeedが必要でした。DWIBSの検査依頼も急増しています。3.0Tならではの画像を引き出しつつ、患者様のストレスやスタッフの業務負担軽減に貢献できています。

 

 

検査の流れ

  • 検査前に検査着に着替えていただきます。
  • 準備が出来次第、検査室に案内します。
  • 検査の部位によって機械を体に取り付け、固定します。
  • 検査中に気分が悪くなった場合の連絡用のブザーをお渡しします。
  • 検査が始まると工事現場のような「ガーガーガー」「ビービービー」という大きな音がしますので、耳栓か耳当てをしていただきます。磁石から出る音なので心配はいりません。
  • 検査中は動かないようにしてください。体が動くときれいな画像が撮影できず、診断が出来なくなります。痛みなどで安静に出来ない時は、担当者に申し出てください。
  • 検査の内容によっては造影剤という薬を静脈内に注射して検査を行います。

検査に要する時間

  • 検査前後の着替えや金属チェックに10分程度かかります。
  • 検査時間は、撮影する部位によって異なります。以下の表を参考にして下さい。
撮影部位 検査時間(準備時間を除く)
肝臓 40分
骨盤 20~30分
脊椎(頸椎・胸椎・腰椎) 15~20分
四肢・関節 40~50分

注意事項

◎以下に当てはまる方は、検査を受けることが出来ない場合があります。

  • 手術等で脳動脈クリップなどの金属(磁性体)を使用している方
  • 金属粉・金属片が体内に入っている可能性のある方
  • 体に刺青のある方
  • 閉所恐怖症の方

事前に担当医・放射線技師・看護師にお知らせください。

◎検査の前に取り外していただくもの

アクセサリー類
眼鏡・時計・ベルト・ヘアピン・カツラ・入れ歯・補聴器・コンタクトレンズ

持ち物類
財布・カード類・携帯電話・カギ・ライター

貼り薬類
エレキバン・湿布・カイロ・リブレ(自己血糖測定器)

着衣類
ヒートテック等の機能性肌着・金具の付いた下着

化粧類
アイライン・マスカラ・白髪染めスプレー(パウダー含む)

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